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例えば、50℃のお湯には入れませんが、100℃のサウナは入れます。これは皮膚に接するのが水か空気かの違いによるものなのです。実際に熱を伝える能力としては水は空気の約 25倍前後です。また、重さによって蓄えられる熱量の比例してきます。

同じように、家庭の冷蔵庫でも、冷凍庫の中に急速冷凍用にアルミ製のプレートが装備されたものがあります。通常ですと冷凍庫の中は、−18℃前後の冷気が循環して、食品などを冷やしているのですが、急速に冷やしたい場合には、そのアルミプレートの上に物を置くと急激に熱が奪われて冷凍されるというものです。ご覧になったことはありませんか? 同様に、ビールを3℃の冷蔵庫に入れて冷やすのと、3℃の氷水に入れて冷やすのと、どちらが早く冷えるか経験されたことがあると思いますが、それと同じ原理です。 

このように、熱を伝える能力の大きいものを接触させることで、素早く冷やすのが効果的なのはお分かり頂けましたでしょう。 

以上のような基本を踏まえたうえで、次に葬儀用で遺体を冷やす様々な方法を確認してみます。

 

【ドライアイス】

元素記号:CO2、(二酸化炭素)を冷やして水を少し加えて圧縮して固めたものです。もっともポピュラーな遺体冷却方法です。氷の3倍以上の冷却能力が有り、−78.5℃の超低温です。ただし、人体の皮膚は−18℃以下のものが当たると細胞膜が破壊され、遺体を傷つけることになるので、タオルやその他の物で包んで使うのが普通です。また、使用量は、一般的に一遺体につき10kg〜15kgといったところでしょうか。季節や遺体の体格によって調整が必要です。保管には特殊な冷凍庫が必要で、それでも目減りはしたりします。消耗品なので、使えば使うほどコストもかかります。メリットは、昇華(個体から気体になる)すると跡形もなくなるので、後片付けが楽です。

 

【蓄冷材(アイスノンのような保冷材も同じ)】

基本的には、水と高分子吸収体と不凍液の組み合わせで出来ています。水が3分の2ぐらいの割合でしょうか。(当社でも製造しています) つまり、人体の水分率にわりと近いと言えます。
ざっくりと言うと(本当にざっくりです)、人体の胴体の重量比が体重の約46%として、体重60kgの遺体の胴体が27.6kgと仮定します。36℃の胴体を0℃まで冷やすのに−36℃の蓄冷材が27.6kg必要になる計算です。一旦0℃になったあとは外気温まで上昇するので、冷却を持続するために、さらに追加補充や入れ替えが必要になるでしょう。(トータルで一体どれだけの量が必要なんでしょうか?)
メリットは、繰り返して使用できるので経済的です。使用量も調整が自在にできるので便利です。

 

【遺体冷蔵庫】

据置型の冷蔵庫で、大型になると10体も入れられるものもあります。冷蔵庫内の空気を冷やして遺体を保存する方法です。当然、冷たいものを当てて冷やす方式に比べ、遺体が冷えるのがゆっくりです。設置に場所をとるのと、初期投資が大きくなります。メリットは、冷蔵庫内の温度調整ができること、遺体全部をまんべんなく冷やせるので長期保存に適しています。

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1998年の発売より、北海道から沖縄まで多くの葬儀社さまに採用いただいており、持ち運びができる遺体冷却装置として自宅での葬儀から、会館での葬儀まで幅広く活用いただけます。
コスト面でもドライアイスに勝るパフォーマンスを発揮しますので、葬儀社さまの利益に貢献することが可能です。

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